2013年1月4日金曜日

「ハウルの動く城」と「オズの魔法使い」

注:「ハウルの動く城」のネタばれあります。
(映画というよりは主に原作寄りのネタばれかなぁ。)


ハウルが発表されたときから、オズの魔法使いとの関係は、けっこう話題になってました。

まず誰もが思いつくのが、旅を初めてすぐに出会う「かかし」

ここでみんな「ん?これって??」と思うみたいです。

そして、日本語でははっきりわからないんですが、
荒地の魔女の原文はThe Witch of Waste。
西の魔女(The Witch of West)のもじりだろうなというところもみんなが思うみたい。

この二つはたーーくさんの人が「これってオズから??」と思うらしいのですが、
そうなると、なんか、みなさんそこから他にもオズっぽいところを探しちゃうみたいですね。

「ハウルの動く城 オズの魔法使い」や「Howl's Moving Castle Wizard of Oz」で検索すると
たーくさんのレビューにそのことが書かれています。

で、ここから先は「そう思う人もいる」程度だと私は思うのですが…

ある人曰く「犬に出会うのはトトのかわり」

別の人曰く「ハートのないハウルはブリキの木こり。最後にハートをもらう」

そのほかにも、

オズにカラフルな四つの国があったように、ハウルの城からも色分けされた四つのドアがあった。

ドアを開けて異世界に入るのがドロシーがドアを開けてオズの国へ入ったのと同じ。

最後の方、水をかけることが物語のキーポイントになっている。

等々、ほかにも「へーそういう見方をすればそうとも思えるか」と思わず感心させられる
いろんな考えがあるみたい。

面白い~^^


「ハウル」は、オズだけじゃなくて、他にも「アリス」とか「美女と野獣」とか「アーサー王物語」とか、いろんな話を思い出させる要素が詰まっていて、あれこれ深読みすると楽しそうです。


今調べたら、作者のダイアナ・ウィン・ジョーンズ、2011年に亡くなっていたんですね。残念です。

0 件のコメント:

コメントを投稿